百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

2019-12-11から1日間の記事一覧

DAWN ~夜明け~

締めにぴったりなナンバー。しっとりしたオトナな世界だが、やはり奥に熱を感じる。今のゴスペラーズのアルバムの最後の曲としては最適なのではないだろうか。 最初のラジオヴォイス(加工された声)はてっちゃん。この曲は『Body Callin』のそこよりはわか…

真夜中のコーラス

ご存知、ラジオ「真夜中のコーラス」のテーマソング。元々は、TBSのサッカー中継のテーマソング用に作られた数曲の中の一曲だそうだ。(他の2曲はテーマソングに採用された『Free Space』と後のシングル曲『エスコート』)その後、ラジオ番組のテーマソング…

It should've been me (that loved you)

ファミリースタンドのカバー。略してファミスタ。(by 酒井雄二。某ゲームソフトにあらず)非常に発音しにくいタイトル。ヤングでなくても噛むこと間違いなし。 99年6月にライブハウス・原宿ルイード10周年記念でライブ・「ヤングライオン復活祭」をやったと…

Body Calling

ゴスペラーズが作りたいなと思っていても、なかなか辿り着けなかったところに、アトランタのプロデューサー、Teddy Bishopと組んだことで辿り着いた一曲。初めに聴いた時は、Jugged Edgeのボツ曲だと思ったとか(村上氏談)。JOEの『All The Thing』みたいな…

残照

平歌の低さとサビの高さのギャップが激しい曲。酒井さんもサビで声が出てないことしばしば。要注意。本職ですらそうなので、カラオケで歌うとかなり苦労する。しかし、歌いこんだらめちゃめちゃ気持ちいい曲である。カラオケで歌ってから、この曲がさらに好…

ポーカーフェイス ~featuring Rhymester~

初のフィーチャリング作品。今までゴスがフィーチャーされることはあってもゴスがしたことはなかった。初ということで、フィーチャーしたのはかつてファイルレコードでレーベルメイトだったRHYMESTER(結局、今現在もキューンレコードでレーベルメイト)。ま…

FRENZY

初っ端から飛ばしてきてテンションがあがってくる一曲。「FRENZY」の意味は「熱狂的に」。最初から結構な音量で入ってくるので、がつーんともってかれる。ドライブ時にはアクセルを踏みすぎないように注意しよう(by 北山陽一) 久し振りに「作詞・ゴスペラ…

One More Day

「ひとり」とともに、「vol.4」アカペラ収録曲競争に負けた一曲。よって、制作されたのは98年ぐらいだと思われる。その証拠に、東海地区ローカル番組「ON×3」で村上氏が口ずさんでいるシーンがある。トークのシーンに被っているのでわかりにくいが、酒井雄二シ…

MIDNITE SUN

Talk Boxの第一人者、Zappの故ロジャー・トラウトマンにリスペクトな一曲。ロジャーの『I WANT TO BE YOUR MAN』からフレーズをいただいている。なので、歌詞中の「♪ROGER, SING THAT SONG」の「ROGER」はこの人。そして「THAT SONG」は『I WANT TO BE YOUR…

月光

北山さん初の普通の音域でのリード。飛び道具(笑)台湾ではアルバムの注目曲として扱われたらしい。台湾の人はバラード好きなんだそうだ。 ピアノを演奏しているのは『永遠に』の作曲者・妹尾武さん。妹尾さん好きとしては、インストゥルメンタルでピアノだ…

Slow Luv

またも「酒井雄二、会心の一作」と呼ばれる名曲。詞も曲も歌唱もいい。日本語のリズムと曲のリズムとがハマっているので、聴いていてかなり気持ちがいい。歌のほうも某CD店のフリーペーパーで酒井氏の歌唱が激賞されていたが、まさにそのとおりで粘着力がある…

Free Spase

2000年のTBSのサッカー中継のテーマソング。そして、2001年のフットサルのスーパーリーグ2001の公式テーマソング。このアルバムで唯一ラブソングではない曲。これまでの酒井さんらしい曲調。途中のラップのような部分がカッコよくて好き。英語のサビといい、…

Unlimited

「Soul Serenade」では珍しい、アッパーのラブソング。「ラブソング」という言葉がイメージするような、甘い曲では全くないが。歌詩はひたすらイタイ。誰かさんの経験談だという噂が出ているが、はたしてそうなのだろうか?しかし、ある程度、恋愛経験豊富で…

夢の外

最初や途中でラップしているのはかの有名な「ブライアン・マイケル・コックス」である。(一応説明しておくが、『永遠に』のアレンジをしたアトランタのプロデューサー)仮でブライアンが入れたのを使ったので本人はビックリしたそうだ。「ゴスペラーズはい…

裸身

今までになかったようなあからさまな歌詞。Soul Serenadeの曲はほとんどが発売前にラジオなどで紹介されたのだが、この曲をラジオで初めて聴いたときは「ヤングなの、この詩?!」…と、ぶっとんだ。実際は、違ったので一安心した。歌詞でごまかされるが、曲…

Forgive Me

アメリカの音楽の歴史の中で、「謝りソング」というのがあるらしい。英語では「beggin' song」というらしい。「愛してるから許してくれ」という感じの歌を指すそうだが、いかにもアメリカっぽいと思いません?この感覚。アメリカ人ならストレートに使うこと…

Rocking and Crying Blues

THE FIVE KEYSというドゥーワップグループのカバー。アルバムタイトルを『FIVE KEYS』にしようと決めたときから入れようと思ったらしい。ゴスペラーズがまだ初期メンバーで、酒井さんがチケット買ってゴスペラーズを見に行っていた頃から歌っていた曲。 5:55…

THAT’S WHAT I WANT

98年、ゴスペラーズがアメリカに行った時に、レコーディングされた曲が元になっている。チャレンジアメリカ2でアメリカに行った時、「アメリカの新しい音を学びに行こう」ということで、「soul man」を管理している音楽出版会社の社長、ランス・フリード氏と…

まちがいさがし

言ってみればコミックソング。しかし、こういう歌詞を流行のチキチキ系バックトラックに乗せるのが通。…ってことらしい。かなり要約しているが。このような曲のことをノベルティソングと言う。とてもてっちゃんらしい曲である。リーダーはサビの歌詞を思いつ…

讃歌 (LIVE)

実に酒井さんらしい、人生を歌った曲。酒井氏は、恋愛の詞が多いゴスペラーズにおいて貴重な存在。酒井さんが朗々と歌い上げている。リーダーは「♪道なき道へ~」のところが吉田拓郎節に聞こえるそうだ。(アカペラ人@苗場より)これも『夜をぶっとばせ』と…

夜をぶっとばせ (LIVE)

ベース・北山メイン曲、第2弾。「酒井雄二が1曲まるまるボイスパーカッションをしている曲を作ろう」…が北山さんのコンセプトだった。酒井さんがずっとボイパをしているため、コーラスが足りない。そこで「♪ダーラッ」のところは北山さんも歌っている。ベー…

I LOVE YOU, BABY

中西圭三さんと小西貴雄さんが「ゴスペラーズに良い曲を提供しよう!」と、提供してくれたバラード。激アマ。ウェディングソングにピッタリ。 中西さんからデモテープをもらったときからサビに「♪I LOVE YOU, BABY」と入っていて、ピッタリだったのでそのま…

LOSER

夏の終わりを思わせる、ミディアム・スロー・ナンバー。アルバム「FIVE KEYS」の曲作り合宿の時に、メンバーをグループ分けして共作しようと村上氏から提案があり、黒沢・北山両氏のグループと村上・酒井・安岡氏のグループが出来た。そして、村上・酒井・安岡…

逃飛行

名曲中の名曲。しかし、ライブで一度でも聴いたことのある人は、CDで聴いてもつまらなく思うだろう。それほどまでに、ライブ栄えのする名曲。これをライブで聴いた人は、村上氏と黒沢氏が「日本のKCi&Jojo」にならないかしら?と思うことでしょう(笑)「LOVE …

FIVE KEYS

アルバムのタイトルチューン。タイトルからも分かるように、前のアルバムの「5つの鍵の伝説」から繋がっているわけである。「5つの鍵の伝説」では、「鍵」を「君」に渡しているわけだが、この曲では、「鍵」はみんなそれぞれに持っているものなんだ、と歌って…