百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

ポーカーフェイス ~featuring Rhymester~

初のフィーチャリング作品。
今までゴスがフィーチャーされることはあってもゴスがしたことはなかった。
初ということで、フィーチャーしたのはかつてファイルレコードでレーベルメイトだったRHYMESTER(結局、今現在もキューンレコードでレーベルメイト)。
まだアマチュアだったゴスペラーズをファイルレコードに紹介した張本人の宇多丸氏が所属する日本のヒップホップ界の重鎮的存在。
昨今のヒップホップブームにより、rhymester自身の露出も多くなってきた。
去年の発売当初から話題になっていたアルバム『ウワサの真相』中の
アルバムのタイトルチューンでもある『ウワサの真相』では
男性ボーカルグループ、F.O.H.とコラボレーションしたのだが、
これを大変気に入っていた私としては、
ゴスがRHYMESTERとコラボレートすると知って、内心焦っていた。
『うわさの真相』を越えられないのではないかと。

そんな心配はどこへやら、なかなか印象的な作品に仕上がっている。
クールな部分とラップの部分、メロディアスな部分の融合がたまらない。
クールな部分があるからこそ、メロディアスな部分がより官能的に聞こえる。
「10・J・Q・K・A~♪」の部分はRHYMESTERの『ロイヤルストレートフラッシュ』より引用。

作詩は安岡氏。
黒沢氏曰く、「ナイスな歌詩をつけてくれた」と。
まったく直接的でない、「ほのめかしエロ」である(爆)<もうちっといい表現があればなぁ。
「真夜中は嘘つきで、心を空にする」と聴いて、私は鼻血が出るかと思った。
ん~、ステキすぎる~~~。