百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

Forgive Me

アメリカの音楽の歴史の中で、「謝りソング」というのがあるらしい。
英語では「beggin' song」というらしい。
「愛してるから許してくれ」という感じの歌を指すそうだが、
いかにもアメリカっぽいと思いません?この感覚。
アメリカ人ならストレートに使うことも普通なんだろうけど、
日本人がこのセリフを吐けるか?というと、そうはなかなか言えないはず。
それなら、日本人も歌でなら言えるだろう!
というわけで、この歌です。

いろんな意味で、今までの日本の音楽にはなかった歌なのではないかと思う。
黒沢氏と村上氏の二人のリードボーカルが熱く歌い上げる。
これは、CDで聴いてももちろんいいが、やっぱり生。
アドリブでどんどんエキサイトしていく様は圧倒という以外にない。
もちろん、後のコーラス3人も「コーラス観」を打ち破るようなコーラスっぷり。
歌い終わった後、客席が水を打ったように静かになる一瞬が、なぜか私まで気持ちよくさせる。

この曲のサビには手振りがある。
1回見たら覚えられるため、2000年のツアーのとき、
2番ではファンもすでに振り真似ができていた(笑)
しかし、ビックリするほど曲に合わないと私は思っている。
だって、かわいすぎるんだもん~。間延びするっていうか。
実際に振りをするのは、コーラスの3人だけなんだけど。
2000年クリスマス@京都のイベントで歌ったとき、
やっぱりファンがすぐに踊れていたのが印象的。
誰がツアーに行った人かというのが一目瞭然。