百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

イントロ’98

イントロシリーズ?復活の一曲。
Nステーションのスポーツコーナーのオープニングで使われていた。
あの歌詞はなんなんだ?という問い合わせがゴスの元だけではなく、
Nステ側にもかなり来たらしく、
99年末にNステに出演した際、村上氏が解説していた。
「わっ、しゅいす、どぅいーや、ゆ、がら、ま、どぅいーや」と
ひらがなで書いたらまったく雰囲気が伝わりませんが、こんな感じ。
ノリのいい言葉を選んだらこうなったそうです。

しかし、アルバムのブックレットには謎の数字が並んでいる。
あれは、数字を2つずつ区切ってアルファベットに置き換えるとわかる。
例えば、「01」なら「A」、「13」なら「M」というわけ。
そうして読み替えると、仮歌の段階でついていた歌詞が出てくるのだ。
これは、ジャネット・ジャクソンのアルバム「Rhythm Nation1814」にヒントを得た酒井氏が
採用した企画らしいが、なんとレコ倫に引っかかった(笑)
「ニッポン転覆を企む、謎の暗号」と思われたんだそうだ。
しかし、こう言ってはなんだが、あの頃のゴスペラーズにそんな影響力はなかったはずだ(爆)
今ならもっと話題になってたかもね~。

しかししかし、この策略には大きな落とし穴があった。
初回のプレス分のブックレットに脱字があったのだ(汗)
当然、暗号の謎は解けなくなってしまっていた…。
(後ろからも読めば脱字がなんなのか見当はすぐにつく)
こういうのを、「策に溺れる」と言うのか言わないのか?(笑)
初版以降で訂正になっているはずだと思うのだが、私は確認していないのでわからない。

この曲は「Vol.4」のレコーディング初日に録ったらしいのだが、
その前日に黒沢氏が風邪を引いたらしく、
腹痛で点滴をうってからレコーディングに行ったらしい。
腹痛で吐きそうになりながら歌ってたんだなぁーと思いながら聴いてみてください(笑)