百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

星空の5人 ~WE HAVE TO BE A STAR~

村上てつや、渾身の一曲?
頭の一人ずつスキャットで入ってくるイントロとか、
機知に富んだ歌詞は最高。
歌詞に出てくる「スイング」は野球のバットスイングと
ジャズの用語である「スウィング」がかけられているが、
そのとおり、ジャズのフレーバーもある。
間にセリフを挟んできたのにはビックリだが。

この曲のタイトルのネタ元はMarilyn Mc Coo&Billy Davis,Jrの
「We Don't Have To Be A Star」、邦題は「星空の二人」という曲。
しかし、このネタもとの曲の邦題はジャガーズという日本のグループの
「星空の二人」という曲から頂いたのでははないかと村上氏は推測。
「星空の5人」を作詞した時はそんなこととはつゆ知らず、
洋楽のほうからネタを頂いたらしい。
この日本の「星空の二人」は筒見京平氏の作曲で、
その曲の中に「愛のためだけに」とよく似たフレーズが出てくるが
おそらくこれのネタ元はどちらもテンプテーションズ
いろいろと繋がっているわけですな。

99年あたりに、リミックスされて歌われていた。
このリミックス北山さんのベースリードが入ったり、非常にかっこよい!
その、リミックスされていた曲は、
ALTON McCLAIN&DESTENYというおねえさん3人組の、
「It Must Be Love」という曲。79年発売。 
この曲のようなビートを「スウェイビート」と呼ぶそうだ。
「スウェイ」とはダンスの種類で、腰を横に動かす(スライドさせる)ダンスらしい。

この曲は、Jackson5特集の時のMフェアに出演した時に歌われた。
そんな特集だったせいもあるだろうが、
この曲が歌われたことにファンはあ然としたのでした。
しかし、あの番組であくまでもマイペースに歌う5人の姿は
なかなかかっこよかった、と思う。