百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

冬物語

黒沢薫作曲の、聴く季節を限定する楽曲。
夏に聴く気になんかなかなかなんねーよ!というほどに"あつい"曲。歌詩も"あつい"。
すんごい弱ってるときにこの曲のサビを聴くと、すんごい疲れが取れる。
あのたっぷり歌ってる感じがとても人間らしい暖かさを持っていて、
疲れている心に染み渡るのですなぁ(米朝師匠風←わかる人だけ笑ってくらはい)。
黒沢氏があちこちで言っているが、曲を作るときにちょうどNIVEAにインタビューして、彼女が「好きな楽曲はマライア・キャリーの『emotions』」と答えたことに衝撃を受けたことからできた曲だそうだ。
黒沢氏は「R&Bっぽさ」とかそういう制約を知らず知らずのうちに自分に課していたのであろう。
しかし、結局のところ、いい曲を作るということが大切だと気がついたのではないだろうか。
なので、あのベタベタな曲ができたのだろう。
それにしても、マライアの『emotions』はとてもよい曲だ。テンション上がるもんね~。
というか、あの曲のバックトラックに使われているemotionsの『Best Of My Love』がいい曲なんだよね。

タイトルの元ネタはシェークスピアの「The Winter's tale」である。
とはいえ、安岡氏は大好きな映画のほうからインスピレーションされたようだが
エリック・ロメール監督のフランス映画)。
あのちょー有名なハリーポッターシリーズに出てくるハーマイオニ(Hermione)は
この物語に出てくるシチリア王妃の名前であり、ここから取ったのではないかと思われる。
ついでに、サッポロが期間限定で出している「冬物語」というビール。
あれもこのシェークスピアの戯曲から来ているようだ。
そんな偉大なる影響を与える戯曲「冬物語」はどんなストーリーなのか?
…そう思われる方も多いと思う。そして、いつもの私ならそそくさと調べるのであるが、
今回は原稿の締め切りが迫っているため省略(笑)。
後々、更新されている可能性が無きにしも非ず(笑)。