百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

Beginning

曲が先に出来ていて、詩の方向性として「冬のラブバラード」という注文を受けた安岡さん。
悩んだ末、詩のテーマを「大晦日」に。
年が変わっても、変わらずに君の傍には僕がいる、という詩。
つまり、曲中の「鐘の音」ってのは除夜の鐘。教会の鐘ではないので、お間違えないように。

作詩の安岡優も、作曲の北山陽一も基本的にあまあまな詩・曲をかく人達ですが、
そこに『永遠に』を作曲した妹尾武が作曲に加わったものだから、
とってもとってもあま~い曲に仕上がった。冬には暖かくなれるのでいいのではないだろうか。

「お前が作ったんだからお前歌うか?」と言われ、
「え?いいんっすか?」と、北山さんがシングルでカップリングとは言え、初のリードを取っている。
その他のリードは、酒井さん・黒沢さん。
黒沢さんはひっくり返りそうなぐらい高い声で歌っている。
それぞれが違う歌詞を歌う(いわゆるキャナルコーラス?)のが圧巻。
ラストの酒井、北山の掛け合いもぐっとくる。
実際に、大晦日にしか歌われていないところが、好感が持てる。

2000年年末、北海道のアクセサリーショップのCMで使われてた。
そして、2001年冬には、長崎ハウステンボスの西日本でのCMで使われている。
すっかり冬の定番曲…?