百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

永遠に

言わずとしれた、ゴスペラーズ出世作
リリース当初のネタは「あのBryan Micheal Coxのプロデュース」というものだった。
しかし、「あの」と言われても「どの」なのか知ってるものは少なく、
結局、ライブで酒井氏が説明したりしていた。
「どの」かというと、Janet Jackson Jagged Edgeなどをプロデュースしたそうな。
そのネタを一通りしゃべったら売上も落ちるかと思ったら、
何の事はない、有線やラジオはしぶとかった。
地味に売上を伸ばしつづけた結果、とある番組に出演することになる。
その番組とは!?
2001年1月19日のMステーション。
この日を境に、ゴスペラーズの運命は変わったといって過言ではないのかもしれない。
それから、Bryanの話はしなくなった。
その代わり、ゴスペラーズの話をするようになった。
売れるとはこういうことなのね~。

歌の出だしの男性の声は、
Bryanと一緒に仕事をした、コーラスアレンジャーのJ.Queである。
最後の全員が別の歌詞でコーラスを取っている手法は
キャナルコーラス」と呼ばれるものであるが、
この用語をいちいち朝の情報番組で紹介する中山千恵子嬢はカッコいい。

この曲は発売前にもライブでかなり披露されていて、
初披露は2000年ファンの集いツアーだった。
その時は、ピアノバージョンだった(2番からはターンテーブルも参加)が
評判はイマイチだった、とは今だからいえる話。
カラオケのキーはなんと原曲より3つも下げられている。
っていうか、3つも下げる必要があるような歌を
気持ちよさそうに歌っている黒沢氏には脱帽。
しかし、そんな彼も「あの歌、高すぎるんだよ!」と
作曲者の妹尾氏に食いついていた(笑)