百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

Promise

言わずと知れた、ゴスペラーズのメジャーデビュー曲である。
この曲はゴスペラーズの出身サークルである
「street corner symphony」の創設者の方が作った曲で、
村上氏が発掘した時は、楽譜と先輩が歌っている映像としてのみ存在していた。
ようするに、歌われていなかったのである。
「いい曲だ!」と思った村上氏はすぐに許可を取り、
英語詞だったものを日本語詞に書き換えて歌われることになった。
この日本語詞、村上氏は黒沢氏に発注したらしいが、
なぜか作詞者の名前が女性になっているというのはクレジットを見たら一目瞭然。
その方は当時黒沢氏が付き合ってた彼女ということがわりと最近判明したが、
大抵の人が内心そうだろうな、と気づいていたはずだ(笑)

この曲はいろんな場所で歌われているためか、
いろいろなアレンジが存在する。
音源化されているだけで
・「Down to street」に入っているアカペラバージョン
・シングルに入っているバージョン
・「The Gospellers」に入っているロングバージョン
・「さかあがり。」に収録されているライブバージョン
・「Love Notes」に入っているアカペラバージョン……などなど。

古い映像を発掘していると、
ピアノ、2番のサビからターンテーブルも参加するという、
なかなか目の覚めるようなライブアレンジを発見。
これはぜひ生で聴いてみたいと思った。

ファンの間では、ライブバージョンが最も人気が高いような気がする。
歌いなれている分、黒沢氏のボーカルもどんどん味が出てきて、
ライブのたびにいいフェイクが出たりするので、お聞き逃しなく。

ともすると、聞き飽きてしまいがちな曲だが、
ここぞという時に、なくてはならない名曲である。

 

-a cappella-がG10投票11位。シングル版が24位。