百聞は一聴にしかず

Catch The GO'S SOULというHPにあったゴスペラーズの曲紹介を中の人が移設しています。

Soul Man

往年の大スター、SAM&DAVEの名曲をアカペラでカバーした一曲。
原曲も知らず知らずのうちに聴いていた人も多いのではないだろうか?
オリジナルはソウルだが、ゴス版を聴いてみるとロックっぽかったり、ジャズっぽかったり。
この曲を初めて聴いた時、
「このアレンジをした人間は天才だ!」と思ったもんだ。
このゴスバージョンはアメリカのケーブルテレビなんかでも流れているらしい。
98年「チャレンジアメリカ2」でラスベガスに行って、
SAMこと、サム・ムーア氏の前でこの曲を披露したが、
あの村上氏が緊張しまくっていたのには驚き。
いかに彼らのサムに対するリスペクトが厚いかがよくわかる。
このとき、そんなサムから「ノドにいいから」としょうが飴をもらったそうだ。
「あのサムからもらったし、きっと特別な飴なんだ」と思って、大切にしていたら
どこにでもある飴だったという話をラジオでしていた。

そんなサムが2000年末、ゴスペラーズのステージに現れた!
ゴス坂ツアー2000、千秋楽の前の日、
とある行きつけのソウル・バーに出向いた村上氏。
そこで、1つの事件が。
「今からサム・ムーアが来るって!!」
彼は年末のものまね特番のゲスト出演のために来日していたそうで、
たまたまその店に来ることになったのだ。
そこで、村上てつやは考えた。
サムが来た時、村上氏は言ってみた。
「明日、ライブなんですけど、遊びに来てくださいよ~」
「いいよ~」
……すべては決まった。
(ちなみに、酒井氏の元には社長から電話があったらしく、そのまま店に駆けつけたのだとか)
それにしても、ライブステージにサム・ムーアが出てきて
「キャーーーーーーっ!!」と歓声を上げる若い婦女子ってどうだろう?
私の知り合いは感動のあまりに泣いたそうだ。
マニアックな世界だといわれても仕方ないムードだったことでしょう(笑)
でも、よい歌はいつの時代になってもよい、って事の表れですな。
私はそんなゴスファンのファンです(笑)

そういえば、村上氏と黒沢氏が大学生時代に組んでいたユニットの名前が「サル&デブ」。
どっちがどっちなんて、今更言うまでもないが。